• HOME
  • アダルトチルドレンについて
  • アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンとは

花の写真アダルトチルドレン(AC)とは、アダルトチルドレン・オブ・ディスファンクショナル・ファミリー(Adult Children Of Dysfunctional Family )の略で、親からの虐待・マルトリートメント(不適切な養育)があり、子どもにとって「安全な場所」として機能しない家族に育ったために、さまざまな心の傷(トラウマ)を負い、大人になった今も「生きづらさ」を感じている人たちを言います。

アダルトチルドレンの家庭に見られる機能不全には、身体的虐待、精神的虐待、性的虐待、ネグレクトなどがあります。

「アダルトチルドレン」とは、回復・成長のための言葉

アダルトチルドレンと言う言葉は、病名でもなければ、医学用語でもありません。
アダルトチルドレンと言う言葉は、自分の生きづらさの由来を理解し、成長の出発点にしようとする人の自己認識の言葉です。
そして、自分の人生を「もっと楽に、良いものにしよう!」と、苦しさから回復し成長していくための言葉なのです。

アダルトチルドレンの家庭に
多く聞かれる機能不全は・・・

  • 父親がすぐにカッとなる、母親がヒステリックに怒る
  • 怒鳴る、物を投げる、殴るなど
  • 両親のケンカ・不仲、DV
  • 母親の愚痴の聞き役だった
  • 母親が人の悪口を言う
  • 祖父母(舅・姑)と母親の不仲
  • 飲酒の問題
  • 父親の不在(単身赴任、仕事、パチンコやゴルフ、浮気など)
  • 父親、あるいは兄、祖父、叔父から性的虐待があった
  • 頼れない親
  • 家族や子供に無関心な親  など

最近は、このような虐待が「子どもの脳を傷つける」と言うことも分かってきています。

家族の機能って何だろう?

子どもが健全に発達、成長していくには、養育者(主に母親)との間に築かれる安定した愛着関係を基礎にした、安心して伸び伸びと振る舞うことができる「子どもにとって安全な場所」が必要です。
子どもは、家族の中で人との関わり方やコミュニケーション、わがままはどこまで許されるかなど、やってみて覚えていくのです。それを安心して実験できるのが家族です。

良き母に・・・

アダルトチルドレンのお母さん方は、「良い母」になろうとして、絶対に怒っちゃいけない、全て完璧にと考え過ぎてしまいがちなのですが、赤ちゃんの欲求すべてを満たしてあげようとし過ぎるのも母子共にあまり良いことではないのです。

たとえば、

私たち人は、人生最初の段階で「基本的信頼感」を獲得して行くというテーマがあります。

(エリクソンのライフサイクル)

森の写真それは、赤ちゃんが自分の欲求が満たされていないとき「不信感」を持つけれど、お世話をしてくれる母親の存在によって欲求が満たされる。そこで「他人や社会を信頼しても大丈夫」という安心感、信頼感をもつことがテーマなんです。

ですから母親の温かい笑顔や言葉かけ(情緒的応答性)の中でお世話されること(基本的信頼感)と、“それは危ないからダメよ“とか、欲しい物のすべてを与えてはもらえないという(不信感)のどちらもあって、信頼感の方が勝って体験することで、そこに「希望」というより良く生きていくための力が備わるとしています。
そしてこの「希望」が後の人生において「安心」や「安定」につながると言っています。
ここに母親との安定した愛着関係が築かれていくのです。

それは、「人は自分を受け入れてくれるだろう」という、他者への信頼感だけでなく「私は受け入れてもらえるだろう」という自分自身についても信頼することができるということ。
「私はOKだ」という感覚です。これが人生の土台になるのです。

しかし、機能不全家族においては、不信感の体験の方が勝っていたということになります。

それによって「関係性障害」(母親と良い関係を持てないこと)となり、愛着関係に問題が起きるのです。それが根底にあり、他者との関係にも影響していくのです。

アダルトチルドレンは、安心、信頼を学ぶ前に、不信、恐怖を学んだということです。

ですから、アダルトチルドレンの方々は人間関係に苦手さを持つ方が多いのです。

母親との愛着関係は・・・

さらに、母親との愛着関係はこころの発達・成長だけでなく、身体の成長や健康面にも深く関係します。常に緊張の高い環境の中にいることで、ストレスホルモンの影響を受け続けてしまいます。ですから、アダルトチルドレンの方々には、胃が痛い、お腹が弱い、頭痛、肩こりなどの体調不良を抱える方が多いのです。

子ども時代に体が弱いと、それ自体が育てにくい子として虐待の対象になることもあります。

また、虐待が起きた時期にもよりますが、脳の機能、発達にも影響があり、海馬が委縮するなどが起きています。その影響から落ち着きがない、忘れ物が多いなどADHDではないかと悩まれる方も多くおられます。

また、愛着関係は不安定な愛着関係であっても、それがその人の関係性の土台になりますから、その後の人間関係のポジションを決定してしまいます。

アダルトチルドレンは、愛着関係の不安定さに、その心の傷(トラウマ)となるような体験によって、「自分はダメな人間だ」「自分には価値がない」などの間違った自己イメージを持ってしまったり、「自分は人から受け入れてもらえないだろう」などの苦しい考え方になっており、そのことがアダルトチルドレンの人間関係や人生の在り方に大きく影響を及ぼしています。

アダルトチルドレンは幼少期のトラウマに苦しむ人々

花の写真アダルトチルドレンたちは、本来なら最も安心していられるはずの家族の中で、ごく小さなころから心も体も傷つくような体験をしてきたのです。トラウマとは、死んでしまうかもしれないほどの恐怖を感じる体験のことです。その心の傷(トラウマ)が適切に処理されないまま凍りついて時間が止まったまま、大人になった今も、トラウマの後遺症(PTSD)に悩んでいらっしゃいます。実際に脳の海馬が委縮して、成長を阻んでしまうのです。

例えば、

「会社で上司に怒られると頭が真っ白になってしまい、仕事に支障をきたしてしまう」というお話をセッションで良くお聴きするのですが、詳しくお話をお聴きすると、子ども時代に父親がチョットしたことでも、すぐにガ~!と怒鳴る、あるいは母親がヒステリックに叫ぶ、というような体験をしていらっしゃいます。

全ての方に当てはまるというわけではありませんが、上司に怒鳴られたとき、子ども時代の怖かった感覚や記憶のフラッシュバックが起こり、頭が真っ白になったり、体が震えたりということが起きています。怒鳴り声を聞いた瞬間に、小さなころの恐怖(トラウマ)の最中に戻ってしまうのです。ですからACの方の苦しさは、時間感覚の障害とも言われています。

また、アダルトチルドレンの方々が抱えるコミュニケーションや人間関係の苦手さ、対人恐怖、神経症なども、トラウマの後遺症と考えられ、AC・アダルトチルドレンの方々の生きづらさとなっています。

★しかし問題は・・・

このように怒鳴られる、殴られる、無視されるなどの傷つきが、「いつもの日常」でしたから、ご自身が傷ついていることも、苦しいと思っていいことも気づいていないことがあります。
あるいは、あまりにもいつものことなので、傷みの感覚がマヒしてしまっています。
これも自己防衛機能で、自分を護るためです。そうやって生き延びてきたとも言えます。

そして、

  • 自分が悪い子だから、殴られても仕方がない
  • お母さんも大変なんだ・・・と我慢している
  • お母さんの望むようにできないダメな子、恥ずかしい子・・・など自分を責めています。

私は、こういう家で育ちました・・・

なぜか母がかわいそうに思えて、自分でも知らないうちに母のために必死で生きてきました。
大人になった今、ふと気づくと自分がどんな人になりたいのかも分かりません。
全く自分のために生きてきませんでした。

M.Oさん 42才

私の父は、自分の思い通りにならないとすぐにカッとなる人。母は「あ~しなさい、こ~しなさい」と過干渉で、私は親の顔色をうかがう「いい子」でした。40才になっても何をするのも一人では恐く感じ、人と関わるのも恐いです。

k.iさん 40才

母は、勉強、習い事、友達関係、私に関すること全てに批判的で、しょっちゅう「こんなことも満足にできないのか!」と言い、何か言うと「あなたのために苦労してきた」と言われてきました。父は家族のことには無関心でした。大人になった今、自分に自信が持てません。

R.Sさん 38才

私の父は、自分が一番正しい人でした。父の言うように従わないと怒鳴ったり殴ったりします。
母は、私が殴られていても助けてくれませんでした。逆に父の機嫌をとる人でした。
私は大人になるにつれ、弱い相手には父のように怒鳴り、強い相手には母のようにご機嫌取りをしている自分に気づき、苦しんでいます。

N.Kさん 45才

父は一流企業の役員でプライドが高く、女性蔑視な傾向があり、女の私は家の中で自分の気持ちを言うことすらできませんでした。母は長男だからと兄ばかりを可愛がっていました。
私は、人から嫌われるのではないかと友だちといても緊張してしまいます。
うまく人の輪に入っていけません。

E.Aさん 35才

私の家は、祖父も父も兄もすぐに怒鳴って、暴力的になります。中でも祖父が一番怖かったです。母と裸足で逃げたことがあります。さらに、兄から性的虐待をされていました。家族の誰にも言えず、大学生のときから実家には帰っていません。

Y.Mさん 39才

でも、その生きづらさ、辛さから、回復することは可能です!

葉っぱの写真アダルトチルドレンは、母親との愛着関係や家族との関係の中で傷ついていることから、アダルトチルドレンの癒しは「育ちなおし」と言われています。

適切にケアされることなく今もあなたの中で凍りついている傷みを、安心と、あたたかな温もりを感じながら、融かしてあげてください。

アダルトチルドレンと言う言葉に出会い、育ってきた家族や自分自身を見つめ直し、さらには、トラウマの傷みを癒し、「そのままの自分でOKなのだ」と受け入れられたなら、心の安らぎと自分の望む人生を見つけられるでしょう。

その傷みは、その苦しさは、あなたのせいではありません。

オフィスTヒーリングセンターでは、「アダルトチルドレンの癒し(トラウマの癒し)」を個人セッションやグループセラピー、清里ワーク「インナーチャイルドワークin清里」などで行っています。
多くの方が対人緊張や対人恐怖など、アダルトチルドレンだからこその辛さ、生きにくさから楽になり、心地よい人間関係を築けるようになり、自分の望む人生を歩まれています。
心の傷は、きちんと癒していくことができるのです。

あなたが本当に納得のいく人生を
生きられますように・・・。
オフィスTは、
あなたの心の傷みに寄り添います。

ご予約・お問い合わせは
03-5355-7055
受付時間:10:30~18:30(月・木定休)

オフィスTヒーリングセンター
〒155-0033 東京都世田谷区代田4-35-18