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楽になられたクライアント様の声

上司に怒られるのが怖い K子さん 38才の場合

私は、自分が「上司に怒られるのが怖い」と思っていることが恥ずかしいことのように思えて、何とかひとりで解決できないかと思っていました。でも、上司に怒られることだけでなく、やはり人が怖いのです。何をどうしたら楽になれるのか、もうこれは一人ではどうにもならないと思い、オフィスTのHPに「怒られるのが怖い」「人が怖い」などが書かれてあったのを見て、また以前から「自分は、もしかしてアダルトチルドレンなのかな?」と思っていたこともありオフィスTに相談に来ました。

私の育ってきた家族は、

花瓶の写真私の母は、自分の思い通りにならないとヒステリックに怒鳴る人でした。それも一言、二言ではすみません。母の気が収まるまで続くのです。その声は近所中に届くほどの大声で、次の日、外に出るのが恥ずかしいくらいでした。特にパート先で何かあったときにはひどく、時には物にも当たっていました。一方の父は、私や兄が母からひどく怒られていても、そこへ口を出せば父にまでとばっちりがいくと思っていたのでしょう。そんな時、父は黙って新聞を読んでいるか、外へ出かけてしまっていました。

母は、どちらかというと兄ではなく、私に何かと文句をつけては怒ってきました。「お茶碗の拭き方はこう!!」「そんな勉強の仕方じゃダメじゃない!!」「その友達とは付き合わないほうがいい!!」「どうしてこれくらいできないの!!」「まったくダメな子ね!!」。母の機嫌が悪ければ私のすることは何でも怒りの元になり、時には叩かれたりもしました。

そんな家の中で、私はたとえ自分の部屋で勉強をしていても、台所や居間にいる母の様子が気になって仕方がありませんでした。「いきなりお母さんが怒り出すのではないか?」「何か自分がヘマをしてお母さんの機嫌が悪くなっているんじゃないか?」と。ちょっとした音でも聞き逃がしたら大変なことになりそうで、息を殺し、全身の神経を張り詰めて過ごしていました。

そんなふうに、家でいつも怒られてばかりで、小学校に入るころには、本当に自分はダメな人間で、自分のすることも、感じることも、考えることも全部ダメだと思っていましたし、自分が恥ずかしい人間とも思っていました。

怖いと思っていいの?!

なので、上司のことを怖いと思うのも自分の感覚がおかしい、間違っているのだと思っていました。でも癒しに取り組み始めた頃、外川先生から「誰でも、怒られたり注意されるのは怖いものよ。だから怒られて怖いと思うのは普通の感覚よ。」と言われた時、「怖いと思っていいの?!」と自分の見ていた世界が180度ひっくり返ったような感覚がして、でも「自分は、これでよかったんだ」と身体の力が抜けて、少し呼吸が楽になったのを感じました。

さらに「それだけ怖い思いをしているのに、よくがんばってきたわね。」「一人で本当につらかったわね」と言われて、外川先生から言われた通り、これまで本当につらかったんだな、と思ったら泣けてしまって、その時初めて自分のつらさを自分で受け入れられた気がしました

自分の全てを否定されるのではないかという怖さ

そしてセッションを重ねる中で、漠然と「怖い」と思っていたことが、「自分は何が、どう怖いのか」が分かっていきました。それまでは、ただ「上司に怒られるのが怖い」「人が怖い」としか思っておらず、その怖さをあまり感じないように人と距離を置いてしか付き合うことができませんでした。

私は、人から(特に上司から)注意されると、自分の全てを否定されるような気がして怖かったり、何か失敗して人からひどく批判されたり、バカにされたりするのではないかと思っていて、それが怖かったのです。それが分かってきたら自分のことを客観的に見られるようになって、「仕事上で注意されているのであって、上司も自分の全てを否定しているわけではないんじゃないか」と考えられるようになり、それまで感じていた恐怖の渦に巻き込まれなくなっていきました。

親との関係でため込んできた感情が・・・

さらに癒しを進めていく中で、自分が上司や周りに対して怒りも感じていることにも気づきました。その怒りがあるために「ちょっとした一言」を聞き流せなかったのです。それまで、そうしたことが起こるといつまでたっても自分の中から怒りが消えていかず、何日も悶々としていたことがあり、それを自分でもどうしたらいいのか分からずに苦しんでいました。もちろん、聞き流していいことと、きちんと向き合って対処しなくてはいけないことというのはあると思います。でも、私の場合そうしたことの全てを抱え込んで苦しくなっていたのです。

そうした怒りは親との関係の中でため込んできたものが、職場の人間関係に投影されていたのです。そんなふうに、今の苦しさと子ども時代のトラウマ体験がつながりを持って見えてきました。セッションでは、思い出されてくる子ども時代の体験を1つ1つ外川先生に語りました。また、グループセラピーや清里ワークで自分の感情の処理をすることで、自分を覆っていたモヤモヤとした苦しいものは小さくなっていきました。

上司のことが気にならなくなってきた!

特に清里ワークは参加するたびに新しい自分を発見できる素晴らしい体験でした。清里で感じた様々なあったかさは他では得られないものがあり、私を大きく支えてくれました。清里のエネルギーは足元がぽかぽかする感じがして、やさしく包まれるようでした。夜は皆さんといろいろとおしゃべりができたり、一緒に露天風呂に入ったり、そうしたことから感じるあったかさは生まれて初めて体験するもので、参加するたびに凍った心があったまっていき、自分の変化を感じることができました。

そんなふうに癒しに取り組む中で、次第に上司のことも気にならなくなっていったのですが、それでも人が怖いという感覚が抜けきらず、ある時グループセラピーの中で「だいぶ楽になってはいるけれど、やっぱり人が怖いし、緊張してしまいます」と話をしたところ、皆さんがご自分のお話を色々してくださって、その中で自分は最初の頃に比べると、相当「人が怖い」という感覚が楽になっていることに気づくことができました。そして、自分のこれまでの取り組みは間違っていなかったんだな~と自分の成長を感じられ、それは今でも印象的な出来事の1つになっています。

失敗していい

花の写真そしてその時に、失敗することを怖がっている私に外川先生が「ここでは失敗していいのよ」と言ってくださったのですが、失敗すれば人から自分の存在の全てを否定されるのではないかと、やっぱり失敗することに恐怖を感じていました。(ただ、オフィスTでは自分が失敗だと思ったことがあっても、それは「失敗」にならなかったのですが・・・)

家に帰ってから、私はまだ自分に対して見る目が厳しいのだなと思いました。なので、もう少しやさしい目で自分を見ていこうと思い、そのための方法をセッションで相談し実践していきました。

癒しの一番の転機は、

私にとって、癒しへの取り組みの中で一番の転機は、私が話をしているときに外川先生や仲間の瞳の中にあったかさを感じた時でした。多分、それまでも同じように見てくれていたはずなのですが・・・。その時は、それを感じることができたのです。そのあったかい瞳を見た時、「あ~、私は私で大丈夫なんだな」と思い、それがとても腑に落ちて感じられたのです。
それから人と楽に話ができるようになっていきました。今では冗談を言えるようにもなりましたが、気づいたら以前ほどには人が怖いと思っていない自分がいました。

もうすぐ、癒しを卒業します!!

癒しの取り組みの中では、変化を感じられず自分が前に進んでいないように感じた時も、苦しい場面も、時にはありました。でもそうした時には、いつも外川先生や仲間の存在を感じて、そうした時間も過ごしていくことができました。

そして、今、私は癒しをそろそろ卒業しようとしています。
職場ではずいぶん楽に過ごせるようになりました。時々、人が怖いなぁ、緊張するなぁと思う時があります。でも、もうそのことにとらわれていません。「対人恐怖でなくても、普通の人でもきっとこんなものなのだろう」と思っています。

オフィスTを離れるのはさみしいし、ちょっと不安もありますがきっと大丈夫だろうと思っています。私には、自分をあきらめずに癒しに取り組み続けてきた自分と、オフィスTで出会えた仲間とのあったかい時間が自信になっています。
それに、外川先生はそんな私の心を分かってくれていて、「来たいと思った時にいつでも相談に来ていいのよ。」「必要な時にちゃんと人を頼れることが、精神的に自立しているということなのよ。」と言ってくださって、いつでも帰ってきていいんだなという安心感になっています。
そして「私にも安全基地ができたんだ」、「帰っていける場所ができたんだ」と思うとうれしいです。

こうして振り返ってみると、長い間、対人恐怖で本当に苦しんできて、会社でもプライベートでも八方ふさがりになり、先が見えずにただ苦しいだけだった時期もありました。なので、こんなふうに楽な自分になれるとは思っていませんでした。私が変わることができたのも、外川先生や仲間の皆さんと出会え、癒しの時間を共に過ごすことができたからだと思っています。皆さんと過ごす時間は本当に楽しく有意義で、私の人生にとってとても大切な時間となりました。本当にありがとうございました。

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