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「怒られるのが怖い」からの解放

「怒られるのが怖い」と、怒られることに対してとても強い恐怖を感じ、人と関わることや対人関係などで生きづらさを感じている方が多くおられます。その「怒られるのが怖い」という苦しさは、育ってきた家族の機能不全に由来することも多く、アダルトチルドレンの生きづらさの1つとなっています。オフィスTでは「アダルトチルドレンの癒し」の中で、「怒られるのが怖い」という思いからの解放を目指した取り組みに特に力を入れております。

怒られるのが怖い・・・。例えばAさんは~

Aさん
「私は上司から注意されたり、怒られたりするのが怖くて、上司と話すときにビクビクした態度になってしまいます。ちょっとした指摘を受けただけなのに、すごく責められている気がしてしまいます。大きな声で名前を呼ばれるのも苦手で、一瞬、胸にヒュッと冷たい空気が入るのを感じてドキドキしてしまいます。こんなに怖いなんて自分はどこかおかしいのかしら?と思ってしまいます。」
Bさん
「今の職場に勤めるようになって5年になりますが、常にちゃんとできていないと、と思って職場で常に緊張しています。ちゃんとできていないと、ひどく怒られそうな気がするのです。でもそんなにしょっちゅう怒られているのかというと、そうでもないのですが・・・。でも、いつも身構えています。それに、誰かが怒られる場面を見るのも苦手で、自分が怒られているわけではないのに怖くなってしまうのです。最近、だんだんと仕事へ行くのがつらくなってきました。」
Cさん
「私は人の不機嫌そうな顔が怖いです。怒っているのかな?と気になってしまい、その人の機嫌を私がどうにかしないと、と思ってしまいます。パート先の先輩でいつも不機嫌そうな顔の人がいるのですが、会うと笑顔で挨拶するように心がけ、その先輩が雑談の輪の中にいると、その場が楽しく盛り上がるように振る舞います。でも、なんだか空回りしていることの方が多くて・・・。最近、なんだか関係がギクシャクしてしまって、このままでは仕事にも影響がでてしまいそうです。」

というように、

  • 怒られるんじゃないかとビクビクして相手の顔色や様子を伺う
  • 怒られないように先回りして行動する
  • ちょっとしたミスでも、ひどく怒られる気がして「どうしよう」とおびえてしまう
  • 「失敗したら怒られるんじゃないか」と、点検ばかりしている
  • 「何か病気なのかしら?」と思ってしまうくらい怒られるのが怖い
  • 人の不機嫌を察知すると、「自分が何かしたのかしら?」と怖くなり、その人の機嫌をとろうとしてしまう
  • たとえ意見を求められていたとしても、「怒られたらどうしよう」と自分の意見を言うことが怖く、言葉を濁したり、遠回しな表現になってしまう

というような怖さや、人と関わることや対人関係での生きづらさを感じておられます。

怒られるのが怖い ~自分の存在を否定されたように感じる~

花の写真オフィスTへは、「怒られるのが怖い」と悩まれているアダルトチルドレンの方が多くいらっしゃいます。誰でも怒られれば「怖い」と感じますし、あまり気持ちのいいものではありません。

でも、「怒られるのが怖い」と悩まれている方は、怒られることに対してとても強い恐怖心を感じています。そのために、人と関わることや対人関係などで生きづらさを感じていらっしゃいます。中には怒られると頭が真っ白になってしまう、何も考えられなくなるという方もおられます。

その恐怖を「奈落の底に突き落とされるような感覚」とおっしゃった方もおられました。足元にある大地が崩れ落ちていく、そんな恐怖の感覚を感じるのです。そして多くの方が「自分のすべて、自分の存在を否定されたように感じる」とおっしゃいます。そんな恐怖を、日々の中で感じているということは本当につらいことです。

でも、もし、その恐怖の感覚がトラウマからくるものであれば、アダルトチルドレンの癒しに取り組むことで解決していくことができるかもしれません。
なぜならその恐怖は、育ってきた家族の中で体験したトラウマ(家庭内トラウマ)が原因である場合が多いからです。そのつらさは「自分が弱いから」でも「自分がダメだから」「自分がどこかおかしいから」でもないのです。

「怒られるのが怖い」と機能不全家族

では、「怒られるのが怖い」とお悩みの方々が、どういう家庭で育ってきたのかというと、

例えば、
  • 自分の思う通りにならないと怒鳴る父、それに対して、子どもがひどく怒鳴られていても無関心な母
  • すぐに怒鳴り出す父に対して従順で父の顔色を伺う母
  • 母がすぐにヒステリックに怒りだすので、父は仕事に逃げている
  • お母さんやおばあちゃんがいつも誰かの悪口を言っている
  • 親との関係だけでなく、兄弟間でもコミュニケーションがない
  • 兄(姉)が父(母)と同じように怒鳴る、怒り出すなど。

さらに、親がどういうふうに怒ったり、怒鳴るのかというと、

例えば、
  • 教えたとおりに(例えば宿題など)できないと「どうして言ったとおりにできないの!!」「まったく、バカな子ね!!」と机を叩き、大声で怒鳴る、頭を叩く。
  • 食事中にちょっとでもこぼすと「なにをやってるの!!」「お前は食事1つ満足にちゃんとできない!何をやらせてもダメなんだから!!」と怒鳴られる。お箸で手を叩かれる。
  • ちょっとでも門限に遅れると「もう帰ってくるな!!」と家に入れてもらえない。
  • 洗濯物のたたみ方がちょっと違うだけでもヒステリックに怒り出し、何か言い返すとそのヒステリックがさらにエスカレートする。
  • 1つ1つの行動に「ああしなさい、こうしなさい」と言い、親の思うペースでできないと「そうじゃないでしょ!!」と怒りだす。
  • 用事があって部屋を出入りしていると「ドアを閉めろって言っただろ!!何回言えばいいんだ!!」とか、飲み物を取るために冷蔵庫を開けただけなのに「なにしてんだ!!」と怒鳴るなど、自分の行動に対して批判したり、怒鳴ったりする。
  • 自分の考えや意見を話すと「親に反抗している」と捉え、「そんなことを言うなんて生意気だ!!」「調子に乗るな!!」「何様のつもりだ!!」と怒鳴り出す
  • 挨拶の仕方1つにも厳しく、言われたとおりにできていないときつく叱られたり、批判されたり、けなされる
  • お酒を飲んで帰ってきては、怒鳴り散らしたり、殴ったり、物を壊したりする など

「怒られるのが怖い」と見捨てられ体験

子どもにとって安全な場として機能しない家庭を機能不全家族といいますが、上記のようにこうした親の怒りが爆発する家庭も機能不全家族です。その時々の親の感情に任せて怒りの爆発が起こりますが、子どもはその嵐が過ぎるのをただ身を縮めて待つしかありません。小さな子どもがこうした親の衝動的な怒りを受けなければならないことを考えると、それだけでもつらいことです。

葉っぱの写真でも、もっと子供を苦しくさせるのは、親が怒るときに「お前が悪い」と言って怒ることです。そこには、「こういうことをするとダメ」という一貫性や解決策もありません。「お前が悪い子だから」「おまえがダメな子だから」「お前のせいだ」と言われ、たとえ直接、言葉にしていなくてもそのようにして怒ります。起きた出来事や問題点に対してではなく、子ども自身が悪いかのように怒るのです。(「怒られるのが怖い」とお悩みの方の多くがおっしゃる「自分のすべて、自分の存在を否定される」という思いはここからきています。)

多くのクライアントさんがおっしゃるように、小さい子どもは、たとえば母親に怒られると「お母さんに嫌われてしまった」「ママは自分のことは嫌いなんだ」と思ってしまいます。それが「見捨てられる恐怖」です。

こうした見捨てられ体験は、悲しいことに多くの場合1度だけではなく、日常的に繰り返し起きていることが多くあり、「怒られるのが怖い」とお悩みの方の心の傷はとても深いものになっているのです。
そして、さらにはそういった体験から、「自分は愛されない」「受け入れてもらえない」「そんな自分は価値がない」「ちゃんとできていないと自分には価値がない」「自分はダメな人間だ」という自己イメージを持つようになってしまうのです。

その恐怖は、トラウマのフラッシュバックかもしれません

先程の、頭が真っ白になる、何も考えられなくなるや、「真っ暗な奈落の底に突き落とされるような感じがします・・・」というような、大人になった今、怒られたときに感じるその恐怖は、小さい頃のトラウマのフラッシュバックが起こっているのかもしれません。

そんな身も凍るような恐怖を幼いころから感じていたとしたら、その子はどうなってしまうでしょう。他人もこの世界も、そして自分さえも信じられなくなるのも当たり前です。親と同じように他の人も自分のことを怒るんじゃないか、怒鳴りだすんじゃないかと無意識のうちに考え、人に対して緊張や恐怖を感じてしまいます。
その子は「人から見捨てられるかもしれない」という不安や恐怖が解消されないまま、成長し大人になっていきます。そして、学校や社会に出たとき、「怒られるのが怖い」という生きづらさを抱えることになるのです。

「怒られるのが怖い」と愛着関係・その1 ~安全基地を持てなかったAC~

花の写真さらに心の深い部分について言うと、その「怒られるのが怖い」というお悩みの根底には、「養育者(主に母親)との間に築かれる愛着関係の問題」があります。簡単に言うと、親(主に母親)との間に安定した愛着関係を持てなかったがために、自分の中に、困ったとき、助けてほしいとき、慰めてほしいときに安心して頼れる「安全基地」が持てていないのです。それは、「自分はOKだ」「自分は人に認められ受け入れられるだろう」という安心感や、人への信頼感のなさにも繋がります。

「怒られるのが怖い」とお悩みのアダルトチルドレンの方は、幼い頃からいつも怒られていたり、怒鳴られたりと、自分の存在を脅かされる体験ばかりだったと言っていいかもしれません。だから、人と関わるときに、自分の価値を評価されているような感覚になったり、人から受け入れてもらえないのではないか、嫌われるのではないかと強い恐怖心を抱いてしまうのです。(これがトラウマからくる「アダルトチルドレンの対人恐怖」です。)

さらにそのことは、たとえ周りが「あなたはOKですよ」「そのままのあなたでいいんですよ」「あなたのこと好きですよ。」と受け入れてくれていたとしても、「こんな自分なんかダメだろう・・・」と人からのOKが見えない、という生きづらさをも生み出します。そして「きっと人は自分を受け入れてくれないだろう」という思いを抱え続けることになってしまうのです。

そんなつらい状態でいるのに、そこへさらに「怒られること=自分の存在を否定される」ようなことが起こったとしたら、これほどの苦しさはありません。次に怒られるのが怖くて仕方がなくなってしまいます。だからいつも何かから身を守るように緊張し身構えているのです。
このようにアダルトチルドレンの「怒られるのが怖い」には深い理由があるのです。

「怒られるのが怖い」と愛着関係・その2 ~例えば、職場で~

安定した愛着関係を持てなかったAC(アダルトチルドレン)は、対人恐怖や自尊心の低さ(自信のなさ)から「人の評価が気になる」「人からどう思われているか気になる」や「自分なんて何をやってもダメ」などという思いがあります。
「自分の思ったこと感じたことを言ったら嫌われるんじゃないか、
バカにされたり、批判されるのではないか」
「自分を表現して受け入れてもらえなかったらどうしよう。傷つきたくない・・・」

という思いから、人とのコミュニケーションがうまくとれなかったり、
コミュニケーションができなかったりします。
例えば、職場でも自己開示が怖くてできず、必要なことも話ができない。
さらに雑談ができない、世間話ができないということから、
仕事上などで分からないことがあったとき、話し合った方がいいときにでも、
ちょっとしたことが聞けない、意見を交換できない、頼れない、助けを求められない。
そもそも緊張が高くて指示を正確に聞き取れない、ということになり、
トラブルが起こっても一人で解決しようとしてしまう。
(または、人に聞いてはいけない、
一人で解決しなければならないと思っている場合も多くあります。)
そうすると、求められた仕事ができない
指摘される、注意される、怒られる
自分を認めてほしいという思いを強く持つACは仕事上の指摘や注意ではなく、
自分自身に対して言われていると捉えてしまい、
「やっぱり自分はダメなんだ」と思ってしまいます。

親から怒られたり怒鳴られてきたトラウマや、
これまでの中でトラウマになっていること
(学校の先生が厳しかった、部活の怖い先輩から怒られてきたなど)があると
恐怖心が増し、次に怒られるのが怖くなり、さらに警戒したり緊張したり委縮し、
同じことが繰り返される状況がつくりだされてしまいます。
そして、「怒られるのが怖い」と強く思うようになってしまうのです。
そうしたときに誰かに相談したり、話を聞いてもらったりできれば、
気持ちが軽くなったり、
仕事のやり方を改善する方法やアドバイスや意見をもらえるかもしれないけれど、
それも「本当はダメな自分」を知られるのが怖くてできない。
(人づきあいが苦手でそういう相手を持てていない、ということもあります。)
ますます「怒られる」ことに対する恐怖が自分の中で勝手に膨らんでいき、
職場では孤立してしまう。

ということになっているのではないでしょうか。

でも、
その生きづらさ、苦しさは、あなたのせいではありません。
その傷みは、アダルトチルドレン(家族トラウマ)ゆえの傷みかもしれません。
そして解決の道はあるものです。

Aさんの癒しの体験談
私は、こうして 「怒られるのが怖い」から解放されました!!
(Aさん/36歳/会社員)

上司から怒られるのが怖い

私は上司から注意をされたり、怒られることにとても恐怖を感じていました。
怒られると、とても自分を責められているように感じられて怖く、「自分は本当にダメな人間なんだ」と思い、「本当の自分の姿=ダメな自分」を周りにも知られてしまった、とその場から消えてしまいたいくらいの恥ずかしさも感じてきました。

でも、何日か過ぎると今度はなんだかとても理不尽に扱われたように思えてきて「私は悪くない!!」と怒りを感じるのです。その怒りがなかなか収まらない時もあって、そういった繰り返しが苦しくて仕方がありませんでした。

怒鳴る父

花の写真私の家では、父が自分の気に入らないことがあると、すぐにカッとなって怒鳴る人でした。
父が会社から帰ってくると家中に張り詰めた緊張感が漂い、母も私もいつも父の顔色を伺いながら暮らしていました。でも、私はそんな父にこそ認めてほしかったのです。

なので父の気に入る子になろうと一生懸命がんばってもきました。でも、私のすることは父にとっては満足できないものでしかなく、テストでいい点をとっても、習い事で賞をもらっても褒められたこともなく、ダメなところ、できていないところばかりを責められました。母は、たとえ私がひどく怒られていてもかばうこともなく、その場からいなくなってしまうような人でした。

私には誰一人、助けてくれる人もなく、戦々恐々とする家の中で何でも一人で対処してきました。でも、そういう家の中の感じがいつものことだったので、こういうのは当たり前なんだと思っていました。

怒られるたびに傷ついていた

癒しに取り組む中で、徐々に子ども時代に自分に起きていたことを客観的にみられるようになっていきました。本当は父から「どうしてこんなことも出来ないんだ!!」「まったくダメな奴だ!」と言って怒られるたびに傷ついていたんです。

あんなふうに怒らないでほしかった。母にも助けてもらいたかった。そして、ちゃんと私のことを見てもらいたかったし、褒めてもらいたかったし、やさしくしてほしかったんです。たくさん涙を流しました。また怒りも激しく出てきました。でも、そうした傷ついた体験やその時に感じていたことは、きっと私は自分一人では見つめられなかったし、受け入れられなかったと思います。それができたのは、私が一人ぼっちではなくなったからでした。

自分の中に「安全基地」ができた!

私が回復していけた一番の理由は、心の拠り所(よりどころ)となる「安全基地」ができたことです。セッションでは外川先生が私の話をやさしく包み込むように聞いてくださり、ここには「私のつらさや苦しさをちゃんと分かってくれる人がいる」「ここには自分の味方がいる」と思えるようになったことが一番の大きな支えになりました。
外川先生とセッションを重ねていく中で「先生を信頼しても大丈夫」と思えて、私の心の中に「ひとりぼっちじゃない」という安心感が生まれました。そして「私にも安全基地が出来たなー」と思えたとき、心がスーっと楽になっていったのです。

グループセラピーに参加して

取り組みの中でグループセラピーにも参加しました。そこで「怒られるのが怖いと思っているのは自分だけじゃないんだな」と分かり、なんだかホッとしました。なのでグループに参加するようになってから、一層「オフィスTが自分の居場所」と思えるようになっていきました。最初はグループへ行くのにも緊張していましたが、グループの仲間に会えるのが楽しみになっていき、オフィスTの扉を開けてアロマとスマッジの香りを感じると「帰ってきたな~」と自分の家に帰るような気持ちになっていきました。

またワークの中で学んだ認知行動療法やマインドフルネスもおもしろくて、実践してみると会社でも周りの反応が良いんです!!そういう中で周りの人のやさしさや温かさに気づけるようにもなっていきました。また、どうしてこんなに怖くなってしまうのかを自分の中で整理を付けて考え、感情をコントロールできるようになり、落ち着いた気持ちで過ごせる時間が増えていきました。

たくさんの涙を流した清里ワーク

清里の写真清里ワークにも繰り返し参加してきました。毎回、人生を振り返る瞑想のときには、感情が溢れて涙をたくさん流しました。そうやって何度も自分に何が起きていたのかを思い起こしてみることで、自分の家族を客観的に見れるようになっていったんです。

これまでの清里ワークを通して、父から怒られないようにと、常に父の顔色を伺っていたこと、何でも完璧を目指してきたこと、母は父の怒りを恐れて逃げてしまうので、その場を自分が納めなければいけなかったこと、それなのに逆に私が母を助けようとしてきたことなど、そうしたことが「怒られるのが怖い」ということや、今の苦しい人間関係の在り方につながっているのだと、参加するたびに新しい気づきを得られ、その分楽になっていきました。

父や母に対する気持ちを言葉にしてみると涙がたくさん出てきて、これまで飲み込んできた数々の悲しみや怒りが涙とともに流れていくようでした。

これまで私は自分のことを「なんてダメな人間だ」と責めてきたのですが、子どもの頃から色々なことを我慢したり、何でも一人で解決しようとしてきて、子どもらしく親に甘えたり頼ったりすることもなく「本当にひとりぼっちでつらかったのだな」「かわいそうだったな」とやさしい目で見られるようにもなりました。

インナーチャイルドも抱きしめてもらっている!!

そう考えると自分のインナーチャイルドはとても傷ついていたのだと思って、また涙が出てくるのですが、そのたびに他の方がかけてくれる言葉やハグがあたたかくて、みなさんから自分の傷ついたインナーチャイルドも一緒にやさしく抱きしめてもらっているようでした。また、こんなふうに人のあたたかさを感じたのは初めてで、「人ってこんなにあったかいんだなぁ~」と身を持って知ることができました。

外川先生の本に書かれていた「インナーチャイルド、アダルトチルドレンの癒しには、人のあたたかさが大切」や「受け入れられている自分をたくさん体験することで自己愛が育っていく」、ということが実感として感じられて、回を重ねていく中で心も身体も軽くなって体調が整っていきました。

癒しがどんどん深まっていく

「安全基地ができたこと」や「人のあったかさをたくさん体験したこと」、さらにそこにグループセラピーで学んだ「正しい知識」が加わり、徐々に人から受け入れられている、自分はOKだという感覚を持てるようになり、自分の苦しい部分への理解や気づきはどんどん深まっていきました。

もともと上司は大きな声の人だったのですが、私はそのことで、上司が父と同じように怒り、自分を責められるのではないかと恐怖を感じていました。
それもトラウマ(=心の傷)の影響だったのですが、取り組みのおかげでその恐怖が和らいで、以前より楽にはなっていました。

でも、やはり上司と関わるときには身構えてしまうのです。トラウマの恐怖や不安を身体は覚えている、そう思いました。

大きな気づきが起きた!!

花の写真それは昨年の清里ワークの後でした。大きな気づきが起きたのです!
それは「見捨てられる恐怖」でした。

私は人から怒られる恐怖だけでなく、怒られた時に誰も自分を助けてくれず、ただ一人放っておかれるのではないか、見捨てられて一人ぼっちになるのではないかと、そのことをとても恐れていたのです。それは、この地球上にポツンとひとりでたたずんでいるようなひどいさみしさを、また感じるのではないかという不安や恐れでした。

それは深い部分にあるトラウマの傷み(いたみ)でした。それに気づいたとき、自分の抱えている傷みを本当に深くから理解でき、自分の生きづらさの理由(わけ)を頭でも身体でも理解することができました。

そうしたことを理解できたことは、「自分の苦しさを根本から変えられる」という思いにつながりました。

以前ほど怖くない!

それから、私は癒しをさらに深めていきました。
そしてある時、上司から注意されたり怒られたりしたときの自分の反応が変わってきていることに気づきました!以前ほど恐怖を感じていないし、ビクビクした態度にもなっていないのです。

以前は、ちょっと注意されただけで「自分の全てを否定された」と思っていたのですが、「上司は仕事上での指摘をしているだけで、自分のことを否定してもいないし、責めてもいないのだ」と腑に落ちて理解できるようになったのです。
それよりも、自分の改善点が見えたり、上司ともっと具体的に話しをした方がいいのでは、というような業務上のことに目が向くようになり、仕事を楽しめるようになりました。

何かあると自分を責めたり落ち込んだりと、それだけで疲れ切っていたのですが、そうした面でも 感情の上がり下がりが緩やかになって、気持ちの切り替えができるようになって、毎日を楽に過ごせるようになりました。

「怒られるのが怖い」から解放されて

思い返すと子どもの頃から、学校でも先生から怒られるのが怖かったなとか、部活では先輩から怒られないかとビクビクしていたなとか、いつも私の中には「怒られるのが怖い」という思いがありました。
オフィスTへ来た当初は、そうした思いから楽になりたいと思いつつ、自分は本当に楽になれるのかと思っていましたが、癒しへの取り組みの中で、ふと気づいたときに楽に上司とも話している自分がいて、その時に「自分はあの頃の苦しかった自分から変わったんだな」、「ずいぶん楽に、軽やかに、自由に生きられるようになったな」と自分の変化を実感しています。

本当は、そういうつらい自分の子ども時代のことは全部なかったことにしてしまいたかったけど、今思えばこうして自分自身と向き合い自分が変わっていけたことは、「自分はこのままでOK」という自信と、人と安心して関われる自分という、私にとって人生をより豊かなものへと変えてくれました!!

葉っぱ

アダルトチルドレンの癒しは「育ちなおし」と言われているように、「人が怖い」「怒られるのが怖い」、対人恐怖などの生きにくさ、苦しさから回復していくには、確かに時間がかかります。

トラウマの傷は、「それをどう解釈したのか」が今も残っていて、ご自分に対しての自信のなさや怖さを作り出しています。さらにトラウマの傷みは、身体や感覚に刻まれています。日常のちょっとした考え方や行動に、無意識に現れているのです。そこに気づいて、傷みを軽減して行く取り組みを行います。ですから、時間がかかるのです。

でも、人は変われるのです!

どうぞ、自分をあきらめないでください。
もっと楽に、もっと楽しく、人と関われる自分に、きっとなれますから。

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