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「人が怖い」アダルトチルドレンと対人恐怖症

もっと楽に、楽しく
人と関われる自分になりたくないですか?

対人恐怖症とは、
社会で人と関わる場面において、それを過度に意識して、緊張・不安を抱く神経症の一種であるとされています。対人恐怖症は、緊張する場面や症状によっていくつかのタイプに分かれますが、共通するのは背景に「人前で恥をかいてはいけない」という恥の恐怖と、「自分は社会生活に適応できるのだろうか」という適応不安が根本にあることです。そして、「人前では自分はこうあるべき」という自分の外面へのとらわれとなって、神経症にまで発展していきます。それゆえ、「こうあるべき」というこだわりがとれてくると、対人恐怖症の症状は急速に改善するとも言われています。

(あなたの一番になりたくて 
~アダルトチルドレンと対人恐怖~より)

「人が怖い」・・・アダルトチルドレンの対人恐怖 

「人間関係が築けない」「人づき合いが苦手」「親密さが分からない」
「人と打ち解けられない」そして何より「人が怖い」

対人恐怖に悩まれるアダルトチルドレンの方々が、口々に言われることです。
その他にも、「人が怖い」「コミュニケーションが苦手」「雑談が苦手」「人と関わるのが苦手」などの苦手さとして現れています。それは、ご自身で認識している怖さ、苦手さです。
そしてそんな自分を情けなく、悲しく感じて、さらにはそんな自分を「ダメな人」として責めておられます。それは本当につらいことです。

しかし、アダルトチルドレンの方の「人が怖い」という対人恐怖の癒しをしていくと、心の奥深くに、もっと大きな不安・恐怖があるのです。

アダルトチルドレンの方々の「人が怖い」という感覚は、単に人見知りから来る恥ずかしさだけではない、深い傷つき体験が潜んでいます。

その怖さはアダルトチルドレンゆえの対人恐怖かもしれません。

アダルトチルドレンの方々は「本当は人と親しくなりたい」と思っているのに、「人が怖い」ゆえにそれがどうしてもうまくいかないのです。

「性格のせい?」「自分には何か足りないものがあるのだろうか」とアダルトチルドレンや対人恐怖、人間関係についての本を何冊も読んだり、自己啓発セミナーに行ったりと懸命に努力してきた方も多いのではないでしょうか。
それでも人に対する怖さや人間関係の苦手さが変わらないのであれば、もしかしたら、それは「アダルトチルドレンゆえの対人恐怖」だからかもしれません。

(あなたの一番になりたくて ~アダルトチルドレンと対人恐怖~より)

アダルトチルドレンの対人恐怖のつらさ

花の写真
  • こんなこと言ったら「へん」と思われるのじゃないかと不安
  • 人に見られると手が震える、緊張してしまう
  • 人から怒られるのが怖い
  • 怒る人が怖い
  • 怒鳴る人、大きな声を出す人が怖い
  • 自分の言ったことを全部点検しないと不安
  • 相手を怒らせないようにいつも相手に合わせている
  • お昼休憩がイヤ、何を喋ったらいいかわからない
  • 雑談ができない
  • 人の顔色をいつも気にしている
  • 仕事上でちょっとした会話ができない、ちょっとした質問ができない
  • 沈黙が怖い
  • 人と親しくなりたいと思っているのに、相手のちょっとした言葉や顔色で「嫌われた」と思ってしまい、すごく落ちこんでしまう
  • 親しくなってくると、「本当はダメな自分」を知られてしまうのではないかと不安になり、自分から身を引いてしまう。
  • 頭が真っ白になって、何を話しているのか分からなくなる
  • 人が不機嫌そうだったり、怒っていると、自分のせいだと思い、自分を責めてしまう。
  • あるいは、機嫌を取らなくてはいけないと焦ってしまう。

ご相談にいらっしゃるアダルトチルドレンの多くの方が、そんな対人恐怖のつらさを抱えておられます。
人間関係の苦しさ、怖さ、苦手さの形や表現はそれぞれですが、皆「人と関わるのが怖い」のです。

何がこんなに怖いのか?

例えば、
アダルトチルドレンの皆さんのお話によく出てくる「美容院へ行くのが苦手」という対人恐怖を例に考えてみますと・・・
「美容師さんと何か喋らなければならない」
コミュニケーションが苦手なのに…
でも、喋らないともっと「へん」と思われる…
でも、「何をしゃべったらいいの?」
「どんな話をしたらいいの?」
何か、気の利いたこと言わないと…」
「受け答えが『へん』と思われたらどうしよう」
それに、「どのくらい喋っていいの?」
「余計なことまで喋ってしまって…」
「あとで、馬鹿にされているのじゃないかしら…」など、
たくさんの不安がよぎります。

これは、何も美容院だけでなく、
あらゆる人間関係の中で、
日常の中でこういう「不安」と「恐怖」を
感じている方が多くいらっしゃいます。

アダルトチルドレンの「人が怖い」の中身は、
「人からどう思われるか」という人からの評価が怖いのですね。
それも「良くない評価」、あるいは、批判が怖いのです。

美容院でも、「他のお客さんたちは、あんなに楽しそうに、気楽に喋っているのに・・・」「それが出来ない自分」を恥ずかしいと感じ、「できない人」に見られないように、いつも頑張ってきました。だからとても疲れています。
自分に自信がなくなってしまうのもうなずけますね。

あるいは、「怒られるのが怖い」という方は、頭では分かっていても、相手の人が攻撃をしてくる、もしかしたら殴ってくるかもしれないという感覚を瞬時に感じてしまい、とても怖い思いをされています。

関連ページ:「怒られるのが怖い」からの解放
暴力と対人恐怖

実際に胸はドキドキしていて、息苦しいし、緊張が高いので、落ち着けない。仕事に集中できない、だから余計に注意されやすいなど不都合が起きています。

これが職場でも、ママ友とのお付き合いでも、たとえ仲良くしているはずのお友達との間でも、感じている辛さです。

さらに考えてみますと・・・

例えば、人が怖い という時の「人」は、具体的には上司や同僚、あるいは同年代の人たち、男性・女性(異性)が怖い、
考えて見れば、私たちにとっての人というのは、自分を取り巻く世界(世間)のことです。
ACアダルトチルドレンの方の人が怖い、対人恐怖は世界、世間からの評価、「自分がどう見られるか」
良く見られないことで、世間から「見捨てられる」という恐怖に脅かされているのです。

私はなぜ、こんなに人が怖いの?

アダルトチルドレンの「対人恐怖」、その怖さの根底には、とっても辛い体験があるのです。それは、家族トラウマです。
それは、ごく幼いころからの体験に由来します。
もっとも古い体験は、母親との愛着関係に由来しています。
それは、「安全基地を持たない子の恐怖」です。
安全基地がないというのは、「味方のいない不安、恐怖」です。

また、安全基地は、対象恒常性が得られていないと言うことなのです。
だから実際は、全てが怖いのです。

そうです、本当のところは、「世界が怖い」のではないでしょうか・・・

対象恒常性とは、
対象(人や物)は、「自分が見ていない間でも比較的一定であり続ける」という感覚や信念のことです。
分かりやすく言うと、人を愛し続けるとか、信頼できる、愛着を持ち続けることができるというのは、これを支えている心的構造に「対象恒常性」があると言うことです。
対象=母、恒常性=一定であり続けると言うことですね。
例えば、赤ちゃんの心の中に、良い母イメージがあって、それが心の中に定着していることで、いつも見守ってくれる安心感(安全基地)ができます。だから一人でいてもいろいろな問題や困難があっても乗り越えていけるようになるのです。この対象恒常性がうまく確立出来ていないと「見捨てられ不安」につながります。

この「すべてが怖い」は漠然とした不安として感じている場合があります。
だから、全てにおいて頑張ってきた。
いつも「キチント、チャント」していないとダメ、出来ていないとダメ、そうでないと嫌われる。

そしてさらに苦しいのは、「相手の迷惑になってはいけない」と思っていることです。

そもそも自分は、「存在自体が迷惑」だから(と思っていて)、貴重な仕事の時間の邪魔をしてはいけない。
だから、分からないことがあっても訊きに行くことができない。
などと、自己イメージ、自己評価が低くなっています。
これは、本当につらいことです。
自分は本当は、ダメじゃないのに、そう思い込んでしまっています。
自分が悪いわけでも、弱いわけでもないのに、とっても苦労してきました。
この苦しさから、早く抜け出したいですね。

アダルトチルドレンの方が感じる「人が怖い」対人恐怖の傷み

木の写真アダルトチルドレンの方の対人恐怖、「人が怖い」の根底には、家族トラウマがあるのです。
“人見知りの性格”と言うことだけでは説明しきれない苦しさがあります。

例えば、誰かから怒られるのは誰しも「怖いな、いやだな」と思います。
しかし、AC・アダルトチルドレンの方にとっては、人の何倍も怖いと感じているはずです。
それも怖いだけでなく

  • 頭が真っ白になる・・・とか
  • 思考が停止する・・・とか
  • 体の震え、

さらには

  • 体の奥底で感じる感覚(内臓反応)です。

それは、脳に刻まれた恐怖の感覚です・・・

それは耐え難い苦痛、怖さ、不安の感覚。
でも、それを感じないようにお腹の底に押し込めて、否認して、それを感じそうなことは避けて来たからこそ、生きてこれたのです。

しかしそれが大人になった今は、とても不都合になっています。
それがAC・アダルトチルドレンの方々の「人が怖い」対人恐怖なのです。

●対人恐怖の方の「見捨てられ体験」

AC・アダルトチルドレンの人は機能不全な環境の中で皆、何らかの形で見捨てられ体験をしています。
この体験は様々な感情を抑圧します。

見捨てられ体験の図
●対人恐怖の方の「認知の歪み」
認知の歪みの図

アダルトチルドレンの方には、辛くせつないストーリーがたくさんあります。
それでも、たくさんの方がその苦しさから抜け出し、自分の望む人生を、手にしています。

「人が怖い」のは、あなたが弱いせいでも、悪いせいでもありません。

「人が怖い」アダルトチルドレンの対人恐怖から回復するために

それでは、アダルトチルドレンの方々が、対人恐怖「人が怖い」「人と関わるのが怖い」から回復するためには、どうしたらよいのでしょうか。

アダルトチルドレンの方々は、人と親しくなりたい、人と安心して一緒にいたいと思ってはいても、トラウマからくる「人が怖い」という恐怖心や低くなってしまった自己評価によってそれが難しくなっています。

ですから、まずはそのままのあなたを丸ごと受容してくれる
「安心な人・安心な場所」を持つことが大切です。

アダルトチルドレンのこと、家族トラウマのことを理解するセラピストとの出会いや、同じ傷みを持つ仲間との出会いを通して、育ってくる中で得ることができなかった「自分は人から受け入れられている」というあったかい体験を、何度も何度も重ねていくことが大切です。

葉の写真安全さと温かさ、理解の中で、ただありのままのあなたとして大切にされること、あなた自身として慈しまれること、という「あったかさ」を繰り返し体験することで、自分の中に、人への安心感や「このままの自分でOK」という自己愛や自尊心の芽が育っていくのです。

そんな中でこそアダルトチルドレンの「人が怖い」という思いは楽になっていきます。
そうやってこれまで変えようとしても変えられなかった、トラウマからくる「人が怖い」という感覚や認知を変えていくことができるのです。

でも、「安心な人・安全な場所」とはいえ、アダルトチルドレンにとって初めての場所はものすごく怖く感じるかもしれません。それは、あなたがこれまでに体験してきた恐怖を考えれば当然のことです。

オフィスTへご来室される多くのアダルトチルドレンの方々は最初、恐る恐る癒しの場にやってきます。そして「怖い」と感じながらも1歩1歩癒しの道を歩んでいきます。癒しの道を歩み続ける中ではつらい時期を通ることもあります。だからこそ、癒しの場にやってきて一緒に頑張る仲間を見つけることは、とても大切なのです。

共に癒しを頑張る仲間がいるからこそ、乗り越えていくことができる、と言うこともあるのです。
それを地道に行っていくことで、多くの方がずいぶんと楽な生き方ができるようになっていらっしゃいます。

ですから、焦らず、あきらめず、じっくりと取り組んでください。

オフィスTヒーリングセンターでは、

セッションルーム個人セッション(カウンセリング)やグループセラピー、清里ワーク「インナーチャイルドワークin清里」などで、認知行動療法だけでなく、脳に働き掛ける「辺縁系セラピー」やマインドフルネスなど、トラウマの癒しに必要な取り組みを行っています。

多くの方が対人緊張や対人恐怖など、アダルトチルドレンだからこその辛さ、生きにくさから楽になり、心地よい人間関係を築けるようになり、自分の望む人生を歩まれています。
心の傷は、きちんと癒していくことができるのです。

あなたが、「人が怖い」から楽になれますように・・・
あなたが、もっと楽に、楽しく、人と関われるように・・・
そして、今を充分に味わって生きて行けるように・・・
オフィスTでは、あなたの心の傷みに寄り添い、あなたと一緒に考え、あなたの人生をより豊かなものにするためのお手伝いをさせていただきます。

関連ページ:「怒られるのが怖い」からの解放
辺縁系セラピー

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