私はAC? それともACE【アダルトチルドレン/インナーチャイルドワーク】

皆様、こんにちは。オフィスTヒーリングセンターの外川(とのかわ)です。

オフィスTヒーリングセンターでは、ACの方々の生きづらさからの回復に取り組んでおります。

ACというのは、「Adult Children(アダルトチルドレン)」の略語で、機能不全家族で育ち、成人した今も「人が怖い」、「コミュニケーションが苦手」などの生きづらさを抱えた方々を意味します。

私はAC? それともACE

ACの皆さんは、本来なら、一番、安心と安全を得られるはずの家庭の中で、暴力や言葉による虐待、性的虐待、両親の喧嘩やDVを見て育つなど、心身ともに傷つき、傷ついていることさえ気づかずに成長し、大人になった今も、対人関係やコミュニケーションに苦手さを抱え、うまくできない自分を責めて生きていらっしゃいます。

(詳しくは、アダルトチルドレンのページをご参照ください。)

オフィスTヒーリングセンターを始めて27年になりますが、その間、ご自分の生きづらさを表す言葉として、HSP(感受性が非常に強い人)、愛着障害など、いろいろな言葉に出会ってきました。

さらにオフィスTヒーリングセンターで多いのは、発達障害のある親との生活、関りの中で生きづらさを抱えられる方が多くみられます。

ご自身も、「ADHDだと思います」「仕事を覚えるのに時間がかかるんです」などのお悩みをお持ちの方もおられます。

そして最近は、ACE(逆境的小児期体験「 Adverse Childhood Experience(ACE)」という言葉も普及してきました。

(18歳未満で遭遇した心的外傷を引き起こす可能性のある体験)

例えばACEでは、10個の過酷体験をあげてACEスコアとし、スコアが高いほど健康状態などに影響を与える可能性がありますと説明しています。

この逆境的な体験内容の例も、家庭内のものが多く、機能不全家族と重複する点が大きいように思います。

つらさに大小はない

皆さんが抱えるその苦しさを表す言葉が、AC、ACE、HSP、愛着障害、発達障害、など様々な言葉がありますが、例えばACEで上げている10個の逆境体験が一つでもあれば、大きく深い心の傷になり、生きづらさは大人になっても続いています。

どんな体験が1番つらいとか、傷が大きいということにはなりません。

一つでもあればそれはあなたを苦しめているはずです。

どんな言葉で言われていても、あなたの苦しさに違いはありません。

最近は、ご自分がどれに当たるのかと心配されて、「自分の悩みは相談できますか?」と聞かれることが増えていますが、ACなのか、ACEなのか、呼び方にとらわれず、安心してご相談くださいませ。

皆さん、「ずっと一人で悶々としてきた」とおっしゃいます。

どうかお一人で抱え込まず、一度お気軽にご相談いただければと思います。

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お気軽にご相談ください。

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ぜひ、カウンセリングであなたの苦しさについてお聴かせください。